子供が「学校に行きたくない」と言ったら、どうしますか
ゴールデン・ウィークが明けました!
「さて、今日からまた頑張るぞ〜!」
「やっと休みが終わった!
家族が出かけた今日はのんびりしよう♪」
「また現実が始まる・・ゆううつ。」
あなたの気分はどんな感じでしょう?
ゴールデン・ウィーク明けは
不登校がぐっと増えるそうです。
何となくわかる気がします。
普段、がんばっている証拠ですよね。
「学校行きたくない。今日は休む・・」
もし、子供がそう言ってきたら
どう声をかけるのが良いと思いますか?
正解はわかりませんが・・・
ただ私の場合、
子供にそう言われると
少しだけ嬉しくなってしまいます。
え! ちょっと不謹慎!
とか、
私は本当に悩んでいるのに・・
と思う方も
いらっしゃるかもしれません。
なぜ私が「嬉しくなる」のか?
理由があります。
①嫌なことに対して
きちんとNOが言える
②「学校へは行くべきだ」
という「常識」に思考停止していない
③「休む」と親に言っても
受け入れられると思っている
これらのことを
「良し」と思っているからです。
言われた時は、
「そうだよね〜〜
行きたくないよね〜〜
うん、休もっか! 映画でも観る?」
と、ノリノリで言う時もあるし、
「休んでも大丈夫なら休んだら?」
と、軽く言う時もあります。
そして、更に良いと思うこと。
私がこんな感じなので、
子供は
「親はアテにならない」
「自分で決めないと」
と、思うようです(笑)
しばらくして
「う〜・・ん、、、
今日は数学2つあるから、やっぱ行く」
と言って出かけていくこともあります。
長女の高校受験の時には
こんなことがありました。
緊張で眠れなかった娘が
「今日は体調悪い、受けたくない!」
と、状況を親に丸投げしたのです。
「絶対受けない!
今日はムリ!!」
それしか言わない娘に対し
私は一貫して
「どうするかは自分で決めなさい」
という姿勢を崩しませんでした。
私が彼女にかけた言葉は
「どうすればいいか」
という「答え」ではなく、
「あなたはどうしたい?」
「どんな未来がほしい?」
という
「答え」を出すための
「質問」でした。
刻々と開始時間が迫る中、
「彼女は自分で決められる」
と、信じて待つのは
なかなかしんどかったですが・・
最終的に、彼女は
自分で決断して、
結果を手にすることができました。
本当に良かったです。
「自分で決める力」って
とても大切なことだと思っています。
言われたことをやる
決められたことをやる
みんなが良いといっていることをやる
これで上手くいくこともあります。
でも、そんな状態で
結果を手にしても
自信が持てない
安心できない
不自由に感じる
そんな方に多く会ってきました。
親に言われるままで
良い学校、良い会社へ入ったけど何か違う
母親や妻はこうあるべきと
家庭に尽くしているけれど虚しい
自分が若い頃はもっと苦労したのに
今の人たちは甘えている
私も学生時代は
親や先生の言うことを守る
優等生でした。
そして、卒業して、
自分で人生を決めなくてはいけないのに
何がしたいのかわからない状態が
とても長く続きました。
だから、「良い子」でいなくて
全然良かったな・・
と思うわけです。
自分はどうしたいのか??
何が大切なのか??
世の中に溢れる
「こうすべき」に隠されがちで
なかなか自覚することは難しいと感じます。
でも、あなたがこだわる「べき」の影には
あなたが大切にしたい何かが隠れているのです。
ちなみに
「学校へは行くべきだ」
という「常識」を
私の言葉で書き換えると
「私は子供たちに、自分で決める人生を送ってほしい」
と、なります。
全然元の文と違うって??
はい、そうです^^
この、書き換えルールについては
ワークショップでご説明しています。
とても楽しい時間です。
あなたの身の回りで聞こえる
「〜すべき」
「〜が常識」
「当たり前」
からスタートして
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【ご参考記事】
アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)デトックス ワークショップ