想定外の「いい感じ」

今日はコーチングセッションDay。

相手は、もう1年以上
セッションさせて頂いている
企業の管理職男性

期末に入り、
大忙しでお疲れ気味のご様子・・

「人を動かすって大変ですね・・
　何かいい方法ないですか・・」

と、いつになく弱気な感じで
いらっしゃいました

　
　
・・・管理職の方って大変ですよね
本当にお疲れ様です！！！

　

ただ、「人を動かす方法」
と言われましても

まあ、ない・・ですよね。

　
色々な本に色々な
ノウハウが書いてありますが

相手が表面的、
短期的に動いてくれたとしても
それが良い結果を産むとは思えません

「リアクタンス」と言って、
人にはコントロールに反発する
心理原則もありますしね

そもそも、
自分のことすら思い通りに動かせないのに
人を思った通りに動かせるとは思えません・・

（夫だって子供だって無理）

　
ですから、
ストレスを感じたくないなら
「思い通りにしたい」
を手放すのが一番！

その上で出来ることは
相手が「動きたくなる」様に接することです

カーネギーの名作「人を動かす」でも
「人を動かす唯一の方法は
自ら動きたくなる気持ちを起こさせること」
だと言っています

（ちなみに、
　そのためのアクションの設定こそが
　コーチングセッションの役割です）

　
　
そして・・・

思い通りにいかないのは
研修や講演でも同じでして。

色々な人がいるので
いい意味でも悪い意味でも
思った通りに行かないことは多いです

　
研修中の演習時間でも

「あ〜・・！　そういう意図じゃない！！　ストーーーップ！！」

と叫びたくなるファンタジストがたまにいます
（まだ配らないで、といってある資料を配り始めるとか）

　
ただ、それもまた一興。

　
　
思い通りにいかないことを
「ストレス」に感じないためにも。

その時々に応じた状況に
「最適」に対応する反射神経を鍛えるためにも。

自分の描いた「思い通り」
以上の素晴らしいものに出会うためにも。

　
「世の中、自分が思った通りにはいかないよね〜」

という前提で
大体のことに向き合っています

　
　
以前、コンサル仲間を地元に招待した時
予定していたお店が大混雑で
スケジュールを急遽変更したことがあります

その時、

「人生、予定通りに行かないから面白いんだ！」
と言った仲間の言葉は忘れられません。

やっぱり楽しく結果を出している人の姿勢ってこうだよな！
と、ますます自由な気持ちになりました♪

　
　
あなたは「思い通りにいかない」の
呪縛にはまっていませんか？

思い通りじゃなくても大丈夫。
想定外の「いい感じ」が
あなたを待っているかもしれないですよ♪