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「人前で話すことへの苦手意識」をなくす方法①

 

今日は「人前で話すことへの苦手意識」についてお伝えします。

 

レッスンでご自分の話し方への不安を口にされた生徒さんがいらっしゃいました。

メッセージでも他の方から同様のお悩みをいただいています。

 

このテーマについて私がどう考え、実践しているかお伝えします。

 

 

 

「苦手意識」の話なので、

話すテクニックそのものをどうにかしようという話ではありません。

 

もしかしたら、考え方を変えるだけですぐに解決するかもしれません。

 

お役に立つ内容となれば幸いです。

 

 

〜〜〜

 

 

まず、「苦手意識」を持ってしまう理由です。

 

大きく分けると2種類あります。

「自分起点」のものと「相手起点」のものです。

 

 

①自分起点のもの

  • ・自分がうまく話せていないと感じる
  • ・話しながら、辻褄があわなくなって困る
  • ・自分で自分の話がつまらなくて嫌になる
    …など

 

 

②相手起点のもの

  • ・つまらないと思われていそうで、いたたまれない
  • ・下手な講師だと思われているのでは、と不安
  • ・退屈だと感じさせてしまっているかも、と焦る
    …など

 

 

あなたの場合はどんな理由が当てはまりますか。

 

 

 

私が実践している対策は以下の通りです。

 

 

①自分起点の理由への対策

  • ・「上手く」話そうとしない
  • ・事前の準備を完璧にする

 

 

②相手起点の理由への対策

  • ・「勝手なストーリー」に翻弄されない
  • ・「場作り」は受講生との共同作業の結果だと知っておく

 

 

 

 

詳しく知りたい方は、この先をお読みください。

①自分起点の理由への対策

②相手起点の理由への対策

 

 

 

①自分起点の理由への対策

 

まず、①自分起点の理由への対策です。

ズバリ「上手に話さなくてはいけない」という思い込みを捨てることです。

 

 

そもそも、「上手に話そう」として、上手に話せる人はいません。

変に力んだりぎこちなくなって、あなた本来の魅力が隠れてしまうことがほとんどです。

 

 

 

「上手に話す」と言った時、あなたはどんな話し方をイメージしますか?

 

 

自信満々に、論理的に話している政治家のイメージ?

流暢に、ユーモアを挟みながら場を盛り上げるお笑い芸人のイメージ?

 

 

人それぞれの「上手に話す」イメージがあるでしょう。

 

 

でも、そのイメージは一旦捨ててください。

 

 

あなたは政治家でも芸人でもありません。

講座はトークショーではありません。

話そのものが「上手」である必要はないのです。

 

 

では、具体的にどうすればいいのでしょうか。

「意識面」「行動面」からお答えします。

 

 

 

「意識面」では、

「上手く話そう」と思うのではなく

「必要なことを伝えよう」と意識します。

 

 

「必要なことを伝える」とは、

あなたの受講生が、学んでいることが出来るようになるために

 

伝えなくてはならないこと、

それを整理して、わかりやすく

過不足なくお伝えすることに集中するということです。

 

 

 

 

「必要なことを伝える」ためには「行動面」での準備が必要です。

 

  • 情報はわかりやすく整理されていますか?
  • 受け取りやすい順番、形になっていますか?
  • 理解が深まり、集中できる工夫はしていますか?
  • 聞き取りやすい声で話せていますか?
  • 配布する資料は適切ですか?
  • 席の配置、オンラインならカメラやマイクなど環境が整っていますか?
  • スムーズに受講できる事前のお知らせをしていますか?

 

 

話すこと以外に自分(講師)ができることが沢山あります。

それを完璧に行うのです。

 

 

 

完璧、というのは、自分が自信を持ってそう思えるまで準備をするということ。

 

 

誰かにお墨付きをもらうのでも、習った通りにやるのでもありません。

一番大切なのは、その時の自分が「最高に良い」と思える内容にすることです。

 

 

そうすれば

  • 自分がうまく話せていないと感じる
  • 話しながら、辻褄があわなくなる
  • 自分で自分の話がつまらなくて嫌になる

…など

といったことはなくなります。

 

自分起点の理由の対策は以上です。

シンプルですね。

 

 

【①自分起点の理由 まとめ】

 

意識面:「上手く話そう」ではなく「必要なことを伝えよう」と意識する

行動面:自分で「完璧」と思えるまで準備をする

 

 

②相手起点の理由への対策 へ続きます