講師Aさんの「研修価格」が一瞬で「5倍」になった理由
ビジネスでも、プライベートでも、
どんな「思い込み」を持っているかで
得られる成果はまったく変わります。
なぜならば、自分や世界をどう見ているかで
発言も、行動も、所作、とる選択・・・
全てが変わってくるからです。
一口に「思い込み」といっても、対象ごとに以下の３つの種類があります。
- 自分への思い込み（セルフイメージ）
- 世界への思い込み（ビリーフ）
- 大切な価値観（バリュー）
では、ビジネスが上手くいく人、いかない人、
それぞれの「思い込み」の例をみてみましょう。
【ビジネスが上手くいかない人】
◾️自分への思い込み（セルフイメージ）
「私には無理」
「まだレベルが足りない」
「自分はつまらない人間」
◾️世界への思い込み（ビリーフ）
「成果を出すのは難しい」
「頑張らないと評価されない」
「安くしないと売れない」
◾️大切な価値観（バリュー）
「カッコ悪いと思われたくない」
「嫌われたくない」
【ビジネスが上手くいく人】
◾️自分への思い込み（セルフイメージ）
「私はできる人間」
「知識も経験も十分持っている」
「〇〇の分野なら負けない」
◾️世界への思い込み（ビリーフ）
「きっと上手くいく」
「話せば協力してくれる」
「応援してくれる人がいる」
◾️大切な価値観（バリュー）
「相手に喜んでもらいたい」
「自分のベストを尽くせばいい」
こうして並べてみると、
「思い込み」が欲しい成果を近づけたり、
遠ざけたりすることが容易に想像できます。
私はこれまで「思い込み」を変えただけで
飛躍的にステージUPした方を何人も見ています。
例えば、講師デビューしたばかりのAさん。
自分のことを
「デビューしたての新人講師」
だと感じていました。
それが、
「元トップセールスの私」
にフォーカスした途端、
提示する金額が20万円から100万円へ、
つまり5倍になったのです。
それも、恐る恐る・・・ではなく
心の底からこの金額が妥当と感じ
自然に提示しているので綻びがありません。
また、この様なケースもありました。
その方は営業職で、
お客様からなかなかご契約を
いただけないことに悩んでいました。
お話を伺うと、
お客様へのサービスの説明後に必ず
「今日のお話、ご家族で相談して１週間後にお返事ください」
と伝えているとのこと。
「でも、既に商品知識や経済力もあって、
その場で購入したい人もいますよね？
わざわざ買うための関門を作るのはなぜですか？」
そう尋ねたところ、
「確かに・・・！！」
と、かなり驚かれ、その後大笑い！！
「自分で勝手にお客様にハードルを作っていました！」
と気づかれました。
「高額なものは家族で相談すべき」
「ゆっくり考えて決めるべき」
という、ご自身の思い込みに気づき、
そうではない人の要望や、
そのために何をすればいいかが見えた瞬間でした。
（※「高額」も思い込みです！）
では、望ましい「思い込み」を
自分のものにするにはどうしたらいいのでしょうか。
色々な方法がありますが
私が研修で多用するのは以下のパターンです。
1.まず、これまで培ってきた自分の常識に気づく体験をします。
（ショックを受ける）
2.そして、新しい常識について、情報をインプットします。
3.さらに、これまでの常識と、新しい常識、どちらを採用したいか選択してもらいます
（大概ここで、新しい方を選択されます）
4.最後に、行動が継続する支援をします。
思い込みから外に出て
視野を広げる思考習慣は
一朝一夕で身につくものではありません。
ただ、段階を踏んだ定期的なトレーニングで、
整体や視力矯正の様に
望ましい「思い込み」を定着させることができます。
＊＊＊
ビジネスでも、プライベートでも、
どんな「思い込み」を持つかで
得られる成果はまったく変わります。
ほしい成果を手にするには
「どんな自分が」
「どんな世界で」
「何を大切にして」
いくかを整えること。
持たなくていい「思い込み」は手放すこと。
どんどんショックを受けて
必要なインプットをして
いるかいらないか判断して
日々の行動に落とし込む！
研修であれ、コンサルティングであれ、
わたしは常にこの体験を提供し続けています。
思い込みを外して行動する勇気を授けること、
これが、私がクライアント様に提供できるバリュー（大切な価値観）なのです
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