研修・講演 〜ご依頼→作り始めのルーティン〜
庭のロシアンオリーブが満開で
庭中いい香り。
本当に幸せです✨
さて、先ほどメールにて
新しい研修依頼が届きました。
備忘も兼ねて、
私が研修依頼を受けた時にすることを
書いてみようと思います
***
ちなみに今日は、名人戦第1局。
朝から、歴史的瞬間のスタートを見届けておりました〜
明日まで気もそぞろです!
子供の春休みだったり
仕事に集中できない言い訳が多すぎます
仕事好きなんですけどね^^;
***
さて、まずすることは日程調整です。
①日程確認
ご依頼の日程が空いているか
アナログ手帳で確認します。
(スケジュールはアナログ派。
手帳を失くすと一巻の終わりです)
空いていれば、
お引き受けするかどうか考える段階に入ります。
②お役立ちできるか(=やりたいか)
まずは、対象者やテーマが
お役立ち出来るかどうか?
お役立ち出来る、となれば、
私の場合はほぼイコール、
「やりたい!」となります。
→ここでNOならばお断りです。
③報酬や諸条件
次に、報酬や諸条件
遠方の場合は交通や宿泊も。
当社規定の定価であれば問題ありません。
ただ、公的な機関ですと
なかなか予算の設定が厳しい場合があります。
ただ、①の段階で既に
「やりたい」と思っているので
やれる方法を一緒に考えることにしています。
例えば、
- ・資料印刷をして頂く
- ・お客さまの声のご協力を頂く
- ・交通費がかからない様、他の仕事とあわせて移動できる日程にして頂く
などです。
④中身を考えるための情報収集
実施が決まれば、
研修の中身を考えますが、
その前に必要な情報を集めます。
- 対象者はどんな人?
- なぜこの研修をするの?
- 時間、回数は?
- 事前や事後、途中に課題は出せる?
- リアルか、オンラインか?
- リアルの場合:どんな会場設備が揃っている?
- オンラインの場合:受講者のオンラインの操作レベルは?
特に、どんな制約があるかで内容をアレンジします。
オンラインでの操作が苦手だと、
「チャット」を研修に入れるのは
取りやめたりしますし、
1回の研修なのか
数回の研修なのかで
伝えることも全く変わります。
⑤中身を作る
ここまで揃ったら
いよいよ中身作りに入ります。
私の場合、まず決めるのが次の3つです。
- Step1 研修のビフォーアフター
- Step2 伝えたいメッセージ
- Step3 具体的なノウハウ
Step1
研修のビフォーアフター
まず、研修のビフォーアフターです。
対象者が、研修を通じて
どんな状態からどんな状態になるのか?
明確にイメージします。
ちなみに今日のご依頼は
学生向けのアンコンシャス・バイアス講座。
まだ情報収集はしていないのですが、
現時点でざっくり想像すると
ビフォー
アンコンシャス・バイアスを知らない
コミュニケーションが未熟
↓
アフター
アンコンシャス・バイアスを知っている
良いコミュニケーションを実践しようと意欲的な状態
こんな感じです。
Step2
伝えたいメッセージ
次に、伝えたいメッセージ。
これは、個人的に私が伝えたいことです。
本当に思っていることでないと
言葉に力が宿りませんからね。
今回は
「アンコンシャス・バイアスを知ると
これからのあなたの人生にとっても役立つ」
かな〜と思っています。
学生さんたちの無限の可能性を
応援したい気持ちで一杯です!
Step3
具体的なノウハウ
最後に、具体的なノウハウを選びます。
そう、これが最後なんです!
受講生のビフォーアフターや
伝えたいメッセージ。
これが決まってから
それを実現させる
ノウハウを探す(あるいは作る)・・
というのがいいと思っています。
また、伝えるノウハウの数ですが
毎回悩みますが、
少ない方がいいですね。
自分が思うよりも
ずっと、ずっと、ずっと易しく
初心者向けにしてちょうどいいくらいです。
1〜2時間の講演の場合は1つ。
ただ、対象者によって
レベル感が違う場合もあるので
- ステップ1:〇〇を調べてみる
- ステップ2:〇〇をやってみる
- ステップ3:〇〇を誰かに教える
など、段階に応じた
アクションプランをお伝えする場合もあります。
以上が、ざっくり
研修のご依頼を受けて
中身を考える時のルーティンです。
もしあなたのご参考になれば
嬉しく思います😊
その後、具体的に
どうやって研修を組み立てていくのか?
これについても、またの機会に
書いてみようと思います。