選ばれる先生になるための大切な考え方
先日、Clavis生からご質問をいただきました。
「やる気のない受講生との接し方がわからない」
ということです。
ときに、企業研修などでは
参加する気持ちが低い受講生もいます。
そんなときに役立つ
テクニックや工夫があります。
それはレッスンでしっかりとお伝えしています。
今日はテクニックの前に
大切な「心構え」についてです。
講師をする上での大前提、すべての土台となるものです。
それは
「相手の幸せを願う」ということ
私もこれまで、
参加する気持ちが低い受講生へ
講義をお届けしたことがあります。
最後まで、態度を変えない方も
ごく、たまにはいらっしゃいます。
ただ、だんだんと「聴く耳」を持ちはじめ
講座の終わりに何かを動かせた、と
手応えを得られることもあります。
そんなとき、傲慢にもですが
相手の一部が自分に重なった、
相手を少しだけ、自分色に染められた
・・・と感じることがあります。
この感じ方が正しいかどうかは置いておいて、
思うのは、講師という仕事は
「自分ではない人」を「自分にする」
という一面があるということ。
もし、そうなら
どんな「自分」を世界に増やしたいか
わかっていることはとても大切です。
「自分が伝えたい世界があいまい」な講師は
表面的なレクチャーで終わってしまいます。
紹介やリピートは起こりません。
ノウハウだけを伝える講師なら
ほかに誰にでも代えがきくからです。
あなたが伝えたいことは何でしょうか。
あなたが作りたい世界はどんな世界でしょうか。
講師をされているならば
きっとあるはずです。
まずはそれを明確にしましょう。
そして、そのメッセージを伝えることを
すべての講座のベースに置いてください。
自分のメッセージが届くことで
受講生の人生がよい方向へ向かう
そのことを固く信じられているかどうかが
自分の本当の言葉、本当の想いを
講義で伝えられるかどうかの分かれ道になります。
まずは大前提、「相手の幸せを願う」ために
何を自分が届けるのかを明確にすることです。
そうすることで、代えがきかない講師として
リピートや紹介でのご依頼が増えます。
一つの例として、私がテーマにしている
アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)。
このテーマを話せる講師はたくさんいます。
でも、
「中田さんの話は胸を打つんです」
と、繰り返しご依頼をいただけるのは
私自身のメッセージをしっかり伝えているからだと思います。
また、相手の幸せを願う姿勢としてもう一つ。
「受講生を信じ、自分の判断を疑う」
ことも私が心がけていることです。
そもそも、あなたが
「受講姿勢がよくない」と思っている相手、
そう見えるだけで、
本当は熱心に聞いているかもしれません。
で、あれば、ヤキモキしているのはあなたの一人相撲です。
たとえ聞いていなかったとしても、
体調が悪かったり、
恋人と喧嘩をしていたり、
いまあなたの話を聞いていられる状態ではないかもしれません。
で、あれば、あなたはお節介をせず
そっとしておいてあげるのがいいでしょう。
つまり、
どんな受講生もOK、
相手を変えようとしないことです。
私はこれができるようになってから
苛立ちやもどかしさが消えましたし
動揺したり気が散ることもなくなりました。
相手の幸せを願う
これを「心掛け」ではなく
「仕組み」にして届ける講座作りの方法を
Clavisではお伝えしています。
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